バーチャル藝大が送る、新しいコンサート体験
VR 河口湖音楽祭 with ぱんだウインドオーケストラ 配信開始のお知らせ

2021.10.15

バーチャル藝大が送る、新しいコンサート体験、VR 河口湖音楽祭 with ぱんだウインドオーケストラ 配信開始のお知らせです。with コロナ、after コロナの時代に向け、バーチャル藝大が新たに提示するコンテンツをお届けいたします。

今回は、東京藝大卒のサクソフォン奏者・上野耕平さんがコンサートマスターを務めるぱんだウインドオーケストラの8月河口湖音楽祭でのコンサートを、バーチャル芸大が完全収録。河口湖ステラシアターと上野さんのご協力のもと配信し、音楽活動の継続に挑みます。

第一弾でも好評だった5台のカメラでコンサートを楽しむAチケットに加え、ステージ上に配置された22台のカメラを使った*パフォーマーズビュー・システムをSチケットとして販売いたします。5 台のカメラが捉えた映像を視聴者が自由に選択しながら鑑賞できる「マルチアングルシステム」はもちろんのこと、オーケストラ内に設置された22台のカメラが捉えた映像を自由に選択しながら鑑賞できる「パフォーマーズビュー・システム」では、自分が大好きな楽器を選択しその演奏をじっくりと「見る」、「聴く」ことで今まで知らなかった角度からオーケストラの演奏を体験することができる、一般的な動画配信とは一線を画した全く新しいコンサート体験ができる環境を作り上げました。

ティンパニーの演奏者が、どのような姿勢で出番に備えているのか? ファゴットの演奏者の周りでは、どんな音が聴こえているのか?是非、ご自分の目で、耳で、確かめてみてください。

さらにサイトのインターフェイスとして、河口湖ステラシアターを3D化し、ユーザーが自由に会場内を行き来でき、売店では実際に物販も行われているという凝った仕組みも搭載。 クラシックファン、ウィンドオーケストラファンはもちろん、現役のブラスバンド部の方まで、幅広い方々がこれまで体験したことがなく、かつ大きな興味を抱けるコンテンツとなります。

バーチャル藝大がおくる新しいコンサート体験は、12月まで!是非お見逃しなく!


*パフォーマーズビュー・システムPerformer’s view System …ビューアーが演奏視聴中にステージ上のオーケストラ内に設置された全22アングルを自由に飛び回るように、自在に切り替えることが可能なシステム。


《出演》
ぱんだウインドオーケストラ
コンサートマスター:上野耕平
指揮:石坂幸治

《曲目》
①前久保諒:Pandastic!! 
②宮川彬良:僕らのインベンション
③酒井格:たなばた  
④ R.シュトラウス(A.デイヴィス編):万霊節 
⑤ ホルスト:吹奏楽のための第1組曲
⑥ A. リード:アルメニアン・ダンス パート1
⑦ A. リード:アルメニアン・ダンス パート2
⑧ 和泉宏隆:宝島(アンコール曲)

配信プログラム名
ぱんだウインドオーケストラ in 河口湖音楽祭
配信日
2021年10月15日(金)正午〜 2021年12月15日(水)まで
配信 URL
https://geidai.biz/project_02/pandawo/index.html
料金
Aチケット:1500円(5チャンネル選択可能)
Sチケット:2500円(Aチケット+1000円)
  

ぱんだウインドオーケストラ

ぱんだウインドオーケストラ
吹奏楽へのアツイ思いを原動力に2011年、東京・上野の東京藝術大学入学生を中心に結成。楽団名は時を同じくして上野にやってきた二頭の “パンダ” に由来。メンバーは、2015 年の大学卒業後も続々と国内外のコンクールで入賞を果たしているほか、プロの演奏家として各方面で活躍中。 まさに次世代を担う管打楽器プレイヤーがそろう新進気鋭の吹奏楽団である。テレビ朝日「題名のない音楽会」やNHK-Eテレ「ららら♪クラシック」のほか、テレビ・雑誌・新聞などメディアの出演も多数。これまでに山下一史や山田和樹、ジョナサン・ヘイワードなどの指揮者との共演を重ねており、これまでに「PANDASTIC!! Live2016」(日本コロムビア)など6枚のCDをリリース。メンバーの平均年齢は25歳。新時代の吹奏楽団として幅広い活動を続け、吹奏楽界に新しい風を巻き起こしている。 公式HP: http://www.pandawindorchestra.com/

上野耕平(ぱんだウインドオーケストラ コンサートマスター)

上野耕平
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。サクソフォーン奏者。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて第2位を受賞。デビュー以来、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。 現在、国内若手アーティストの中でもトップの位置をしめ、演奏活動のみならず、NHK-FM「×(かける)クラシック」の MCや、テレビ「題名のない音楽会」「情熱大陸」など、メディアへの出演も多い。またサックスカルテット「改訂サクソフォーン四重奏」のコンサートマスターとしても活躍中。音楽以外にも鉄道車をこよなく愛し、深く追求し続けている。受賞歴は、2017年第28回出光音楽賞、2018年第9回岩谷時子賞奨励賞など多数。現在は昭和音楽大学の非常勤講師。 

OfficialHP http://uenokohei.com

バーチャル藝大

「バーチャル藝大」とは、東京藝術大学が文科省、JSTが運営する COI拠点の活動として産学連携で行うプロジェクトのひとつで、10年後の目指すべき社会像を見据え、研究開発を行っています。本プロジェクトは、ICT等の新技術を活用しつつマネジメント(計画・整備・管理・運営)を行い、芸術活動が抱える 諸問題に対し最適化を図るべく、持続可能な演奏会、美術展の開催とプラットフォームの構築を目指し、アーティスト、 イベント企画者、ホール関係者、視聴者の声を聞きながら開発を進めています。 またコロナ禍においては、演奏会などをコロナ以前と同様に行うことはこの先も難しいと見られており、リアルに迫る アーティストの活躍の場の創造や、存続が危ぶまれる会場の持続性の担保などが急がれる中、アートの世界に新たに提示された様々な問題を解決し、withコロナ、afterコロナの時代に向けた新たなスタンダードを創造すべく、本プロジェクトに取り組んでいます。